【4月2日は世界自閉症啓発デー】「言えないだけで、心はある」東田直樹氏の言葉から学ぶ、自閉症支援の原点

【4月2日は世界自閉症啓発デー】「言えないだけで、心はある」東田直樹氏の言葉から学ぶ、自閉症支援の原点
毎年4月2日は、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。 世界中のランドマークがシンボルカラーの「青(ブルー)」にライトアップされるこの日、障害福祉の現場にいる私たちこそ、改めて立ち返るべきテーマがあります。
それは、「自閉症の方々の『内面』を、私たちはどれだけ想像できているか?」という問いです。
今回は、自閉症啓発デーに合わせて公開されたスペシャルラーニングの特別動画をご紹介します。 重度の自閉症を抱える作家・東田直樹氏の言葉を引用しながら描かれる、「当事者の本当の想い」と「支援者のあり方」。そのメッセージは、日々の業務に追われる職員の心に深く刺さるはずです。
この動画は、スペシャルラーニングをご利用いただいている社会福祉法人桐友学園、社会福祉法人平野の里、株式会社TSUNAGU、社会福祉法人足羽福祉会の皆さんと東田直樹さんにご協力いただき、制作をしました。
「僕たちは、ふざけているわけじゃない」
自閉症の方の支援現場では、飛び跳ねる、奇声を上げる、同じ場所を行ったり来たりするといった行動がよく見られます。 支援に慣れていない職員や、余裕をなくした現場では、これらを単なる「問題行動」として処理し、「やめさせよう」「静かにさせよう」と管理的な対応をしてしまいがちです。
しかし、この動画で紹介されている東田直樹氏の言葉は、私たちのその認識を大きく覆します。
(動画より引用・要約) 僕たちが騒いだり、飛び跳ねたりするのは、ふざけているからではありません。 自分の体をコントロールできず、溢れ出す感情や感覚をどう処理していいか分からないのです。
「言いたいことが言えない」 「やりたいことができない」
その体の中に閉じ込められた苦しみを、分かってほしいのです。
彼らの行動には、必ず「理由(わけ)」があります。 「困った人」に見える彼らは、実は誰よりも「困っている人」なのです。この視点を持てるかどうかが、支援の質を決定づけます。

言葉を超えた対話に挑む、支援者へのエール
動画の後半では、そんな難しい障害特性を持つ利用者様に向き合い続ける、全国の支援員(サポーター)へのメッセージが綴られています。
言葉でのコミュニケーションが難しい方に対して、表情、視線、わずかな仕草から「思い」を汲み取る。それは、非常に根気のいる、プロフェッショナルな仕事です。
(動画のメッセージ) 日々、言葉だけでない意思を汲み取り、相手の立場にたった支援をしている支援員の皆様。 あなたたちがいるから、救われている心があります。
現場の職員は、時に利用者様からの他害や、終わりのないパニック対応に疲弊し、「自分の支援は届いているのだろうか」と無力感に襲われることもあるでしょう。 しかし、この動画は伝えています。「あなたの理解しようとする姿勢は、確実に彼らに届いている」と。
「知識」があれば、景色は変わる
経営者・管理者として、この「世界自閉症啓発デー」に職員へ伝えたいことは何でしょうか。 それは、精神論だけではありません。
「なぜ、彼はパニックを起こすのか?」 「なぜ、スケジュールが変わると動けなくなるのか?」
その背景にある脳の機能障害や特性(シングルフォーカス、感覚過敏など)を「知識」として持っていれば、職員の対応は変わります。 「わがままだ」とイライラしていた場面が、「今は感覚過敏で辛いんだな」という共感に変わり、適切な環境調整ができるようになります。
「知識不足」は、利用者様を傷つけるだけでなく、職員自身の心も追い詰めてしまうのです。
まとめ:啓発デーを「学び」のきっかけに
東田直樹氏の言葉が教えてくれるように、自閉症の方々には豊かで繊細な内面があります。 その内面に触れるためには、現場の経験だけでなく、医学的・心理学的な「正しい知識」という武器が必要です。
しかし、日々の業務の中で、専門的な文献を読み込んだり、外部研修に頻繁に出向いたりするのは現実的ではありません。
「職員に自閉症の特性をもっと深く理解してほしい」 「感情的にならず、根拠に基づいた支援をしてほしい」
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自閉症スペクトラム(ASD)の基礎知識:特性のメカニズムをわかりやすく解説。
構造化のアイデア:TEACCHプログラムなど、現場ですぐ使える環境設定の技術。
強度行動障害への対応:パニックや自傷他害への具体的な予防と介入方法。
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