【虐待防止】「勝手に手紙を開ける」のも虐待です。グループホーム職員が今すぐ確認すべきセルフチェックリスト

【虐待防止】「勝手に手紙を開ける」のも虐待です。グループホーム職員が今すぐ確認すべきセルフチェックリスト

「私は利用者に暴力を振るったりしないから大丈夫」
そう思っている支援者の方こそ、注意が必要です。

残念なことに、障害福祉サービスにおける虐待の件数は年々増加傾向にあります。
特にグループホームは、家庭的な雰囲気である反面、外からの目が届きにくい「密室」になりがちです。

今回は、殴る・蹴るだけではない、支援者が無意識にやってしまいがちな「虐待(権利侵害)」と、それを防ぐためのセルフチェックについて解説します。

この記事は、スペシャルラーニングのSL18から抜粋して作成しています。

講師は、障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会の副代表であり、社会福祉法人ロザリオの聖母会 なざれの家あさひの所長の荒井 隆一(あらい りゅういち)先生です。

虐待は「感情」の爆発から始まる

虐待には、身体的虐待(殴る)、経済的虐待(お金を勝手に使う)、性的虐待などがありますが、日常で最も起こりやすいのが「心理的虐待」です。

  • 「そんなこと言うなら、食事抜きよ!」
  • 「早くして!」と大声で怒鳴る
  • 利用者の訴えを無視する

これらはすべて虐待です。
支援者も人間ですから、忙しい時にイライラして「カッとなる」ことはあるでしょう。
しかし、その感情をそのまま利用者にぶつけてしまえば、それは支援ではなく暴力です。

だからこそ、支援者には「アンガーマネジメント(怒りのコントロール)」やメンタルヘルスケアのトレーニングが不可欠なのです。

無意識にやっていませんか?恐怖のチェックリスト

虐待を防ぐ最も有効な手段は、自分の行動を客観的に振り返る「セルフチェック」です。
動画では、以下のようなチェック項目が紹介されました。ドキッとする項目はありませんか?

接遇・コミュニケーション

  • [ ] 利用者さんの話をよく聞いていますか?(作業しながら聞き流していないか)
  • [ ] 話しかける声の大きさやスピードは適切ですか?(威圧的ではないか)
  • [ ] 利用者さんの個人情報を、関係ない人に話していませんか?

プライバシーの保護(特に注意!)

  • [ ] 見学の人が来た時、ご本人の許可を取らずに部屋を見せていませんか?
  • [ ] ご本人宛ての手紙を、勝手に開封していませんか?

「部屋を見せる」「手紙を開ける」。
これらは、家族や支援者が「管理のため」として当たり前にやってしまいがちですが、本人の同意がなければ立派な「プライバシーの侵害(権利侵害)」です。

年に1回は「自分の襟」を正す時間を

人間は「慣れる」生き物です。
入社したての頃は丁寧に接していても、関係が深まるにつれて「これくらいならいいだろう」という甘えや馴れ合いが生じます。

動画の講師が運営する施設では、こうしたチェックリストを「年に1回」は必ず実施し、個別に面談を行って振り返りをしているそうです。
「監視」するためではなく、「無意識の行動に気づく」ための仕組みを持つことが、利用者と支援者双方を守ることにつながります。

まとめ:虐待は「悪意」だけでなく「慣れ」からも生まれる

虐待防止というと「悪い人を排除する」イメージがありますが、実際は「普通の支援者が、慣れや疲れから一線を越えてしまう」ケースが多々あります。

「自分は大丈夫」と思わず、定期的にチェックリストで心を整えましょう。

障害福祉の研修動画サービス「スペシャルラーニング」では、

  • 現場で使える「虐待防止セルフチェックリスト」
  • イライラを抑える「アンガーマネジメント」の実践法
  • どこからが虐待?グレーゾーン事例の解説

など、職員の意識を高め、虐待の芽を摘むための研修動画を多数配信しています。
組織全体で「権利擁護」の風土を作るために。ぜひご活用ください。

知識や考え方の共通認識を作る、スペシャル ラーニング

スペシャルラーニング紹介画像

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