【親なきあと】「うちは貧乏だから関係ない」は大間違い!1,000万円以下でも揉める「争族」の真実と、障害のある子を守る「遺言」の力
【親なきあと】「うちは貧乏だから関係ない」は大間違い!1,000万円以下でも揉める「争族」の真実と、障害のある子を守る「遺言」の力
親なきあとの備えについて考えるとき、多くの親御さんが気にするのは「お金をいくら残せるか」です。
しかし、それと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが「どうやって揉めずに渡すか(残し方)」です。
「うちは財産なんて家と少しの貯金だけ。相続争いなんてドラマの中の話でしょ?」
もしそう思っているなら、それは大きな間違いです。
今回は、データが示す「相続争い(争族)」のリアルと、障害のある子を守るための必須ツールについて解説します。
この記事は、スペシャルラーニングのSL27から抜粋して作成しています。
講師は、親なきあと相談室の主宰の渡部 伸(わたなべ しん)先生です。

データで見る「争族」のリアル。1,000万円以下が3割
「遺産争い」と聞くと、豪邸に住む資産家一族の話だと思っていませんか?
実は、家庭裁判所に持ち込まれる遺産分割調停のデータを見ると、驚くべき実態が浮かび上がります。
- 遺産額 1,000万円以下:全体の約3分の1
- 遺産額 5,000万円以下:全体の約4分の3
つまり、何億円もの資産があるケース(5,000万円以上)での揉め事は、全体の4分の1しかありません。
「数百万円」の遺産を巡って裁判沙汰になっているケースが、世の中には溢れているのです。

なぜ少額でも揉めるのか?根っこにあるのは「感情」
なぜ、大金持ちでなくても揉めるのでしょうか。
それは、相続争いの根っこにあるのが「お金」ではなく「感情」だからです。
- 「私はずっとお母さんの介護をしてきたのに、何もしなかった兄と同じ金額なのはおかしい」
- 「弟は家を建てる時に援助してもらっていたはずだ」
親が亡くなった瞬間、それまで蓋をしていた不満や嫉妬が爆発します。
もし、障害のあるお子さんにきょうだいがいる場合、この争いは致命的です。きょうだい仲が悪くなれば、障害のある子のキーパーソンがいなくなってしまうからです。
転ばぬ先の杖。「遺言」と「管理」の組み合わせ
こうした悲劇を防ぐために、親ができる最大の準備。
それが「遺言(ゆいごん)」を書くことです。
「誰に、何を、どうして残すのか」。親の意思を法的な効力のある形で残しておけば、無用な争いを防ぐことができます。
さらに、障害のある子の生活を支えるには、以下の2つの視点を組み合わせることが重要です。
- 残し方:遺言、信託(家族信託など)
- 管理の仕方:成年後見制度、日常生活自立支援事業
「お金を渡して終わり」ではなく、そのお金を本人の能力に合わせて「どう管理するか」までセットで考える必要があります。
まとめ:まずは「エンディングノート」から始めよう
「遺言を書く」というとハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、遺言は一度書いたら終わりではなく、何度でも書き直すことができます。
いきなり公正証書遺言を作るのが難しければ、まずは「エンディングノート」に自分の思いを書き留めることから始めてみませんか?
それが、残された家族、そして障害のあるお子さんの未来を守る第一歩になります。
障害福祉の研修動画サービス「スペシャルラーニング」では、
- 争いを防ぐ「遺言書」の正しい書き方
- 障害のある子のための「信託」活用術
- 成年後見制度と日常生活自立支援事業の違い
など、親なきあとの法律問題を、専門家が噛み砕いて解説しています。
「知らなかった」で後悔しないために。ぜひご活用ください。
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