【障害福祉のこれから】「縦割り」の限界を超える。高齢・障害・地域を混ぜ合わせる「ごちゃまぜ」の地域づくりとは?

【障害福祉のこれから】「縦割り」の限界を超える。高齢・障害・地域を混ぜ合わせる「ごちゃまぜ」の地域づくりとは?

日本の福祉制度は、長らく「縦割り」で整備されてきました。
障害者は障害福祉サービス、高齢者は介護保険、子どもは児童福祉法……。

しかし、実際の地域社会はどうでしょうか?
障害のある方が高齢になることもあれば、障害児を育てる親御さんが介護を必要とすることもあります。
「人の暮らし」は、制度のように綺麗に分断されてはいません。

今回は、これからの福祉が目指すべき「枠組み(縦割り)を超えた地域づくり」について解説します。

この記事は、スペシャルラーニングのSL19から抜粋して作成しています。

講師は、一般社団法人全日本自閉症支援者協会の会長であり、社会福祉法人北摂杉の子会の理事長の松上 利男(まつがみ としお)先生です。

まだ「縦割り」で消耗していますか?福祉は全市民のもの

これまでの福祉は、「障害のある人だけ」「高齢の人だけ」を対象とした限定的なサービスでした。
しかし、これからは違います。

福祉とは、一部の人のための救済措置ではなく、「全国民が必要とする社会インフラ」です。

「うちは障害福祉だから、高齢者のことは知りません」
「制度が違うから対応できません」

そうやって枠組みの中に閉じこもっていては、地域に溢れる「制度の狭間のニーズ(8050問題やダブルケアなど)」には対応できません。
今求められているのは、制度や法人の壁を飛び越え、連携し合って「地域に必要なサービス」を創造することです。

金沢・佛子園に学ぶ「ごちゃまぜ」の衝撃

「枠組みを超える」と言われても、イメージが湧きにくいかもしれません。
その先進的なモデルとして知られるのが、石川県の社会福祉法人佛子園(ぶっしえん)が展開する「ごちゃまぜの福祉」です。

先日、佛子園の大谷理事長を招いてセミナーを開催しました。
そこでは、障害のある人も、認知症の高齢者も、大学生も、近所の子どもたちも、同じ敷地内で当たり前に混ざり合って(ごちゃまぜで)過ごしていました。

「分けない」ことで、障害者が高齢者を助けたり、学生が障害者と遊んだりと、自然な支え合いが生まれる。
この姿こそが、私たちが目指すべき本来の地域のあり方ではないでしょうか。

法人の壁を超え、高槻から始める「地域づくり」

このセミナーをきっかけに、大阪・高槻の地でも新たな動きが始まっています。

これまでは「ライバル」だったかもしれない近隣の法人同士が手を取り合い、さらには組織の枠を超えて「個人と個人」がつながり始めています。

「みんなが住みよい地域を作りたい」

その目的の前では、法人の違いや制度の違いは些細なことです。
私も、これからの人生をかけて、この地域を「すべての人にとって暮らしやすい場所」にするための実践を積み上げていきたいと考えています。

まとめ:「施設」を作るのではなく、「地域」を作ろう

これからの障害福祉事業所は、建物の中で完結してはいけません。
ドアを開け、地域へ出ていき、高齢者施設や自治会、商店街とつながる。
そうして「面」で支える地域を作ることが、回り回って自法人の利用者様の幸せ(QOL)につながります。

しかし、そのためには職員一人ひとりが「自分の担当利用者」だけでなく、「地域全体」を見る広い視野を持つ必要があります。

障害福祉の研修動画サービス「スペシャルラーニング」では、

  • 「地域共生社会」の実現に向けた先進事例
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など、経営層から現場リーダーまで、視座を高めるためのコンテンツを配信しています。
施設運営から、地域運営へ。次世代のリーダーを育てるために、ぜひご活用ください。

知識や考え方の共通認識を作る、スペシャル ラーニング

弊社では、障がい福祉業界に特化したオンライン研修サービス「スペシャルラーニング」をご提供しています。
パソコンやスマートフォンでいつでもどこでも研修を受講できるため、スキマ時間を活用して、研修に取り組むことができます。

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